2013年10月23日水曜日

アーティチョーク




名前のとおりアザミのような姿をしていて
葉には鋭いトゲがあり、さわるととても痛い。

これが食べることができるとは!

開花前のつぼみを塩ゆでして
「がく」を一枚一枚とり外し、
その内側に少し付いている果肉を歯でしごき
こそげとって食べるそうです。

つぼみの底の部分が軟らかくて美味しいよ!
と言われても尻込みしちゃいますね。

でも、一度食べてみたらその味のトリコになるそうです。
少しの苦みと独特の香りがあります。
ヨーロッパでは人気の野菜ですが
日本ではまだまだ知られていませんね。

別に食べなくても
巨大な花は美しくてとてもインパクトがあるから
観賞用として育ててもいいのでは?




2013年10月11日金曜日

ルッコラ


原産地は地中海沿。
20~100センチの高さになり、葉はギザギザの羽状に。
ピリッとした辛みとごまのような風味があり、サラダにグッド!
ベビーリーフとして売られている中に、混じっていることも。
3~4月ごろ、淡いクリーム色に紫色の縞模様がある花を咲かせ、
花もまた食べることができる。

ルッコラ(rucola)はイタリア語で、英名はロケット。
野生種の花が黄色なので、和名では「きばなすずしろ(黄花清白)」
と呼ばれている。

やわらかくて香りがいいルッコラは虫も大好き! 
気を抜くとあっという間に食べつくされて軸だけになることが(ToT)
せっかくの家庭菜園、しっかり防除して
無農薬でおいしいサラダをいただきましょう!

2013年9月1日日曜日

ホウレンソウ











原産地は西アジア。
ホウレンソウの独特な土臭いアクが苦手で子供の頃は嫌いだった。
最近は品種改良が進んでいて、なんと生食できる、
「サラダホウレンソウ」なるものまで登場! 
アクも苦みもどこへやら~

ホウレンソウの栽培歴史は古く元禄時代の西鶴の話にも登場している。
昭和の初めごろまで日本で作られていたホウレンソウは
葉肉が薄い東洋種でアクも少なく、おひたしに向いていた。
一方、西洋種は葉肉が厚くしっかりしているので
バター炒めなど高熱料理向き。


葉っぱ約6枚分にビタミンAが120グラムも含まれ、
1日の必要量を軽くカバーできる。
鉄分は牛レバーに同等量に匹敵。
消化吸収のよい食物繊維が胃腸を整え、便通をよくする働きも。
結石の原因になるシュウ酸が多いといわれているが、
シュウ酸はほうれんそうの「アク」の成分。
ゆでて水にさらすと溶け出してしまう。よほど大量に食べなければ大丈夫!

最近は東洋種と西洋種の一代雑種がつくられて
一年中市場に出回るようになっている。
季節によって品種や栽培日数が違うため、
栄養的にはやはり冬に栽培されたものが優れているそう。


2013年8月27日火曜日






原産地は西アジア。
ホウレンソウの独特な土臭いアクが苦手で子供の頃は嫌いだった。
最近は品種改良が進んでいて、なんと生食できる、
「サラダホウレンソウ」なるものまで登場! 
アクも苦みもどこへやら~

ホウレンソウの栽培歴史は古く元禄時代の西鶴の話にも登場している。
昭和の初めごろまで日本で作られていたホウレンソウは
葉肉が薄い東洋種でアクも少なく、おひたしに向いていた。
一方、西洋種は葉肉が厚くしっかりしているので
バター炒めなど高熱料理向き。

葉っぱ約6枚分にビタミンAが120グラムも含まれ、
1日の必要量を軽くカバーできる。
鉄分は牛レバーに同等量に匹敵。
消化吸収のよい食物繊維が胃腸を整え、便通をよくする働きも。
結石の原因になるシュウ酸が多いといわれているが、
シュウ酸はほうれんそうの「アク」の成分。
ゆでて水にさらすと溶け出してしまう。よほど大量に食べなければ大丈夫!



最近は東洋種と西洋種の一代雑種がつくられて

一年中市場に出回るようになっている。
季節によって品種や栽培日数が違うため、
栄養的にはやはり冬に栽培されたものが優れているそう。

2013年8月20日火曜日

小松菜





















原産地は中国。東京の伝統野菜。


せっかちな江戸っ子は、小松菜をこよなく愛した。
味噌汁の具がないときにはそのまま小松菜を刻んで
鍋に突っ込んでOKだったから…

コマツナにはアクがないのでそんな事ができたんですね。
くせのない味はどんな料理にも重宝します。

小松菜にはカロテンが豊富。
β-タカロテンは抗発ガン作用や免疫賦活作用があり、
体内でビタミンAに変換されると髪の健康維持や、視力維持、
粘膜や皮膚の健康維持に役立ち、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがある。


また、カルシウムや鉄分はホウレン草よりも多いといわれている。
シュウ酸が気になる人には、小松菜がおすすめ。
生育時期は3月~10月ごろまでと長い。
コマツナはかなりの寒さに耐えることができるので、
寒冷地を除いて
秋が深まってから種を蒔いても防霜さえしっかりすれば
冬の間でも収穫できる。



2013年8月17日土曜日

なぜ畑にモグラが来るのか


家庭菜園でこんな土盛りに出くわすことはありませんか。
これはモグラ塚。

なぜ畑にモグラが多いのだろう。

家庭菜園では収穫後の野菜の残がいをそのまま畑に埋めてしまうことが多い。
当然、生のまま…

有機物は土の中で分解され、堆肥になるが
分解に一役買うのがダンゴ虫やミミズ。
彼らは未熟な有機物が大好きで、せっせと食べて分解し、自らも大繁殖する。
ミミズのいる畑は肥えていていい土 と思われているようだが
実は、違う。 
いい土とは言えない、ほんの初期段階の状態なのだ。


モグラはミミズが大好物。一日にほぼ体重と同じ量のミミズを食べるという。
大量の食糧を求めて菜園に侵入してくるというわけ。
肉食だから野菜を食べるわけではないけれど、
縦横無尽にトンネルを掘るため、通り道にあたった野菜の根は傷んでしまう。
ミミズ以外にもネキリムシやコガネムシの幼虫も食べてくれるらしいから
一概に害獣とはいえないけれど。

モグラの侵入を防ぐには、野菜の残渣を直に入れない事。
コンポストなどで堆肥化してからにするか、
よく乾かして燃やし、草木灰にして土に返すようにする。





2013年8月11日日曜日

種の蒔き方


ばらまき

畝やコンテナに、種が重ならないようにまく
主に葉物野菜に多いまき方



すじまき

板切れや棒(支柱)を使い、深さ1センチくらいの溝をつくり
そこに種をまく方法
葉物野菜のほか、根菜類など


点まき

空き缶や瓶の底を土に押し付け深さ1センチくらいの穴をつくり
そこに数粒づつまく方法
株間を広めにしたい、根菜類(カブ・大根など)のまき方



種類によって違うので種袋の情報を読み洩らさないこと

2013年8月7日水曜日

早生・中生・晩生とは

同じ種類の植物(草木花や野菜全般)でも、
品種によっては生育期間の違いがあるものを
早生、中生、晩生とわけている


中生が一般的な時期に開花・収穫できる品種をさす


早生は、
一般的な開花時期または収穫時期よりも、
早く開花したり収穫できたりする品種

もっと早く開花したり収穫できたりするものを、
極早生と呼ぶ


晩生は、
一般的な開花時期または収穫時期よりも、
遅く開花したり収穫できたりする品種


ベテランになると同じ作物で使い分け、長く収穫しているが
初心者には
収穫まで短期間で済む「早生種」が得策だ

2013年8月5日月曜日

水耕栽培器


今朝の家電店のチラシで…
家庭で野菜を栽培できるキットが売られていた

野菜を育てて収穫するというよりは、観葉植物のように
野菜の生長を見て楽しむことに重点がおかれている
外観はひところ流行った熱帯魚の水槽のよう…

LED電球が日光の代わり
換気はファンで、根にはエアポンプが空気を送り込む
これらすべてがタイマー制御!

種を蒔いたあと、72時間後にLEDが点灯し、
以後すべてが自動的に管理されるとか…


なかなかにハイテクです
夏休みの自由研究にいいかも!







2013年8月1日木曜日

プランター栽培のコツ



① 陽当たり
  東~南向きで午前中の陽光が確保できる場所がよい

② 風通し
  風通しが悪いと蒸れて病気や害虫が発生しやすい
  エアコンの排気熱にも注意が必要
  熱で弱ったり、茎や葉が痛む原因に


などは基本だが、


③ 床材の強度
  土が入ったコンテナは意外と重い
  ベランダの強度を確認する

④ マンションなどの避難経路壁をふさぐのはNG!

⑤ 排水口
  水やりの際、土が流れつまりの原因になる
  落ち葉や雑草にも注意

⑥ 壁の材質
  水がかかることでカビの発生や劣化が考えられる
  賃貸の人は注意





2013年7月30日火曜日

クレソンの育て方


クレソンは、水のきれいな場所に自生している水生植物
西洋野菜のひとつで、和名はオランダガラシ

江戸末期から明治のころ、軽井沢の別荘を流れる小川に外国人開拓使や
宣教師たちが植えたものが帰化したといわれている

水耕栽培で簡単に増やすことができる


① スーパーなどで売られている食用クレソンの枝を
  5~6センチ切り、水を入れたコップに挿す
  水替えは毎日

② 一週間ほどで発根したら、水耕栽培用液体肥料を希釈して作った
  養液に入れ替えて風通しの良い日陰で管理する

③ 水が濁ったらその都度新しいものに取り換える

④ 新芽が伸びて15センチくらいになったら収穫する





2013年7月29日月曜日

根粒菌とは

大豆などの根っこにくっついている数ミリメートルの瘤(こぶ)のようなもの
これが根粒と呼ばれ、その中に住むバクテリアの一種が根粒菌

根粒菌は大気中の窒素をアンモニアに変換する働きがある
これを窒素固定といい、植物の生育に欠かせない窒素を大豆に供給する

大豆以外にも、エンドウ豆やクローバーなどのマメ科植物なら
ほとんどが根粒菌と共生し、窒素固定をしている
土壌改良や緑肥(土壌にすき込んで肥料にする)に使われ
最近注目されているのが ヘアリーベッチだ



化学肥料のアンモニアは窒素と水素を1000気圧という超高圧、
500℃という高温のもとで化学反応させて作るが
莫大なエネルギーを消費してしまう

根粒菌は自然界において、何のエネルギーも必要とせず、
天然の肥料を生み出す最高にエコな生物なのだ





2013年7月25日木曜日

固定種とは












固定種とは、
特定の地域の気候風土のなかで何世代にもわたって選別・淘汰され、
その地域の風土に合った種として固定化したものを指す
伝統野菜あるいは地方野菜、地場野菜などと呼ばれている

丹波の黒豆や大納言小豆などがその代表的な例
同じ大納言小豆でも、丹波産のそれと北海道産では、
形や大きさ、味や品質もまるで違う

味は良いが大きさや形も不揃いという欠点があり、大量生産には向かない
しかし、地域の環境に適合しているため、病害虫に強いとされている



自家採種する場合は注意が必要

種をとろうとする株は、アブ、ハチなどによる他品種との交雑を避けるため
防虫ネットで覆い、ほかから隔離しておく必要がある
またアブラムシなどによるウイルス病が種に遺伝するのを防がなければならない
受粉は人工授粉が鉄則である




2013年7月22日月曜日

クウシンサイの育て方

ヒルガオ科サツマイモ属のつる性多年草だが日本では1年草扱い

熱帯アジアの植物なので夜間でも15℃以上必要

クウシンサイは燕菜(エンサイ、アサガオ菜)とも呼ばれる
茎の中が空洞になっているので空芯菜と名付けられた

ほうれん草と同程度の栄養素をもっている
カルシウム、ビタミンA・B・Cはほうれん草の2~5倍、
ほかにβカロチン、鉄分、ポリフェノールなどが含まれている

茎はシャキシャキとした歯ごたえが特徴で、アクもクセもなく使いやすい
炒め物や天ぷら、味噌汁など。夏場の葉野菜不足を補うのに適している



① コンテナに培養土を準備。種は一晩水に浸けておく

② 株間7~8センチ、一か所に3~4粒で点蒔き
  (ポット蒔きして育苗してから移植してもいい)

③ 本葉3~4枚で間引きし、1本にする


④ 種蒔きから3~40日で草丈が20センチくらいになったら収穫

  根元を残して刈り取るとそこからまた新しい枝がのびてくる



ポイント

  どんどん広がるのでこまめに摘み取る。放任すると一面に広がる
  水やりを忘れないこと
  追肥も欠かさずに