2013年4月30日火曜日

有機農法
















別名オーガニック農法。

無農薬、無化学肥料を基本とし、堆肥で土壌を改善、
微生物や昆虫の働きを得て、健康で丈夫な野菜を育てる農法

自然界では微生物が有機物を分解し、それを植物が吸収して育ち、光合成で次世代を作り出す
われわれ動物はそれをもらって生きている
動物もまた命が終われば土の上に倒れ、それを微生物が分解する
土の中、水の中、地球上のありとあらゆる生命がすべて食物連鎖でつながっている

大きな環の中に生きているということを思い起こし、
自然で健全な食物連鎖を目指す農法




2013年4月29日月曜日

キュウリはなぜ曲がるのか





キュウリは風に弱い。

強い風を嫌う
植えつけたら即、支柱に固定する

その後はつるを傷めないように
こまめに誘引する

キュウリが曲がるのは水が足りていないから

プランターで育てる場合は水切れに注意

朝晩の水やりを欠かさないこと


キュウリは生長も早い
時期を逸するとまずくなる
毎日、もぎ取って食べるようにする


2013年4月28日日曜日

簡易温室















タカショー ビニール温室





夏野菜の苗は寒さに弱い

HCやネット通販で購入した苗は

1~2日直射日光の当たらない暖かな所で外気にあててから植え付ける

植えた後、しばらくの間は夜間だけでもビニールで覆う






2013年4月27日土曜日

ナメクジ




食害されやすいのは、
ハクサイ、キャベツ、ジャガイモ、トマトなど

高温多湿の時期に多く発生する

新芽や花びら、果実などが食べられてしまうだけでなく、
這いまわったあとが残っているのでそれだけで気持ちが悪い

明るいうちは根元や葉っぱの裏などにかくれていて、夜に出てくる。

見つけ次第、手(ピンセット)で取る

浅い容器に飲み残しのビールを入れて、
野菜の根元に置いておくと溺死する

薬剤を使うなら

ナメトール 

2013年4月22日月曜日

ナスの苗の選び方























茄子は育苗が難しく連作にとても弱い
接ぎ木苗を購入するほうが簡単で育てやすい

苗は大きくなりすぎ(徒長)していない、
節の太いがっしりしたものを選ぶ

一般的な「千両」、加熱に向く「米ナス」
漬物に向く「水ナス」など

2013年4月19日金曜日























家庭用生ごみ処理器 ル・カエル基本セット 

微生物が有機物を分解するしくみを利用した、
電気を使わない生ごみ処理器

生ごみを約1/10以下に減量してくれる

一日の分解能力は400gほど
三角コーナー約半量を微生物が分解、堆肥化する

プラスチック製で水漏れしないため、
キッチンに置くことも可
 雨のかからないベランダにも置ける

チップ材10Lが1袋、巾着袋2枚、ふたカバー11枚、底敷シート1枚、シャベルと日付ラベルがそれぞれ1つづつ同梱されているので、すぐに使い始められる








2013年4月16日火曜日

キュウリの苗を選ぶとき















キュウリは接ぎ木苗を選ぶ

うどんこ病やべと病に強い改良品種をさがす

節の間がつまってがっしりした苗にする
すでにツルがでているものはよくない

2013年4月13日土曜日

アブラムシ




















野菜の新芽や葉裏などに寄生

植物の汁液を吸ってあっという間に大繁殖する
野菜元気が悪くなり、枯れてしまう

アブラムシが汁液を吸う時に
野菜にウイルスが侵入して
病気に感染するという、二次被害がある


繁殖が旺盛なので
長期間効果が続く ベストガード粒剤 
モスピラン粒剤 などの浸透移行性剤がよい

病気の予防と治療の両方ができる便利な
殺虫殺菌剤 ベニカXシリーズ がよい



収穫間際の野菜類には
食品成分由来の ベニカマイルドスプレー 
デンプンを使用している 粘着くん液剤 がよい。

2013年4月10日水曜日

疫病

かかりやすい野菜は
トマト ピーマン シシトウ キュウリ ジャガイモ カボチャなど

梅雨の時期や秋の長雨が続く
低温で湿度の高い時期
長時間、葉っぱが濡れていると発生しやすい

褐色の斑紋が葉先から徐々に広がり、
乾くと全体が枯れた状態になる


疫病の予防法

高畝にして排水をよくする
ビニールマルチをする
連作は避ける
水やりは葉にかけないで株元に
雨よけをする


発病した枝葉や果実は
見つけしだい切って捨てる
 


疫病は一度発生すると治療は難しい

軽いうちに
市販の薬剤を集中的に散布すれば
回復する可能性が高い



2013年4月7日日曜日

畑のメタボに注意!




土づくりのために堆肥を使う。
でも、入れすぎにも注意が必要。

肥料の代わりにはならないといわれているが、
堆肥にも肥料は少しだけ含まれている。


特に牛糞堆肥など動物性のものは
落ち葉堆肥などに比べて肥料分が多い。

堆肥を大量に使うとチッソ過多 になる。



継続して投入し続けると土壌汚染の原因に。


雨水で流れると
近隣の菜園家の迷惑になる恐れがある。


堆肥を投入するときは使用量に気をつける



1平方メートルに対し2キロ が限度。



意外と少ない…



良質の牛フンを使用した、

圧縮牛フン堆肥 

手が汚れず、まきやすいのが好き。




2013年4月6日土曜日

土づくり



野菜をうまく育てるにはまず、土づくり!

1 土を耕す

スコップや鍬で土を 深さ30㎝ 掘り起し、細かく砕く。

天地を返すようにしておく。
雑草や石、ごみなどを取り除く。


2 酸度を測定する

野菜のほとんどはpH6.0~6.5の弱酸性でよく育つ。

酸度測定器で土の酸度を調べる。
pH6.0未満の場合は、酸度を調整する必要がある。

植えつけの1カ月前に、
石灰(苦土石灰)を土に撒いて軽く混ぜ合わせておく。

1㎡あたり、100~150g


3 団粒構造をつくる

酸度の調整が終えて2週間ほど経ったら、堆肥を混ぜる。

堆肥は土の粒に混ざり
大きな粒(団粒構造)を作る
堆肥を入れると土と土の間に隙間をができて
通気性や水はけがよくなる。

堆肥は水分や養分の保持にも役立つ。
植物に必要な土の環境を整える微生物の住処となる。

1㎡あたり、2kg程度


3 肥料を施す

肥料は植物が育つために必要な養分

栽培を始める前に、
有機肥料の牛糞、鶏糞、油かす、骨粉などを土にすき込んでおく。

育てる野菜によって施す種類や量が違う ので注意が必要!




2013年4月5日金曜日

ミニ温室を買おう



フレディ・グリーンハウス

野菜の種を蒔いて発芽するまで、こんな温室があればオシャレに管理できる。

キッチンでスプラウトを育てたり、多肉植物を育てたり。




イケアにも売っていた!



2013年4月4日木曜日

うどんこ病


うどんこ病にかかりやすい野菜
キュウリ、イチゴ、トマト、カボチャ


うどん粉病を放置すると
葉っぱの表面がどんどん白くなり、
野菜の光合成が妨げられてしまう

その結果
生育不良をおこし
果実が実らないか大きくならず、
収穫量が減ってしまう



対策


①枯れた葉っぱはどんどん捨てる


それでもだめなときは

②木酢液や酢を水で薄めたものや
 重曹を散布する



てっとり早く治療したいときは

カダンセーフ を使う



カダンセーフの原材料は
ヤシ油とでんぷん
人と自然にやさしい、
ソルビタン脂肪酸エステルを使った薬剤

うどん粉病の原因菌だけでなく
他の病気の菌・虫・ダニにも効果がある

散布後の成分はすみやかに分解して
野菜に残りにくい




2013年4月3日水曜日

アオムシ



アオムシの食害が多いのは

キャベツ、コマツナ、チンゲンサイ、ハクサイ、
ブロッコリーなどのアブラナ科の野菜。



1 手で取って殺す。


出来ない人は


2 バチルス・チューリンゲンシス(BT)
 を葉に噴霧器で散布



バチルス・チューリンゲンシスとは微生物由来の農薬。
アオムシの幼虫がBTのかかった葉っぱを食べると死ぬが、
他の生物や人畜には全くの無害。

この薬を散布しても有機栽培と表示することが出来、
安全性が高い。


でも手に入りにくい…

そんな時は


3 市販の殺虫剤を使う。