2021年3月19日金曜日

ジャガイモの育て方

 


ナス科

原産地……南米アンデス高地 暑さに弱い

生育温度…16~21℃

発芽温度…12~16℃

…………幅80㎝ 高さ15㎝


土づくり 有機石灰 200g程度
     完熟堆肥 3~5㎏(1㎡あたり)



肥料   有機肥料 ひとつかみ 
     種イモの間に施す



植えつけ 株間30~50㎝

 
追肥   なし  
     肥料が多いと葉っぱばかり茂り
     芋がつかない

 

世話   芽かき 草丈15㎝くらいになったら
     2本ほど残して付け根から抜く
          

土寄せ  種イモの上にできるので土を盛る
     芋が日光にあたるとソラニンという有害物質が
     生成されるのを防ぐ


収穫   
葉が黄色くなって枯れ始めた頃  
     天気が良い日に
  


         
 

病気………そうか病 モザイク病


害虫………テントウムシダマシ、カメムシ、アブラムシ



連作障害…連作不可 2年以上あける



後作………長ネギ



コンパニオンプランツ…マリーゴールド、エダマメ、インゲン




その他  種イモは縦割りにしないと芽が均等にならない
     秋植えは腐りやすいので切らずに丸のままポットに植え、
     涼しい場所で芽だししてから植えつけるとよい






2021年3月17日水曜日

彼岸



彼岸とは春分(秋分)の前後3日を合わせた7日間。

最初の日を「彼岸の入り」といい、最後の日を「彼岸明け」、

真ん中にあたる春分・秋分を「彼岸の中日(ちゅうにち)」とう。

仏教では、三途の川(さんずのかわ)を挟んで、

私たちの住む世界をこちらの岸を

「此岸(しがん)」といい、

ご先祖様の霊が住む世界をあちらの岸を

「彼岸」ひがん)という。

彼岸の先の極楽浄土は西の彼方にあるとされているため、

太陽が真西に沈む春分と秋分に

お墓参りや先祖供養を行うようになった。


しかし、元々の仏教の教えは

「煩悩に満ちた現世である此岸(しがん)を離れて
修行を積むことで

煩悩を脱して、悟りの境地に達した世界(彼の岸)に到達する」 

という意味で、

先祖供養とは直接関係ないようです(@0@)


お彼岸にお墓参りをする風習は、日本独特の風習らしい…

2021年3月16日火曜日

十六団子(じゅうろくだんご)

 3月16日は、春になったので

「田の神」さまが山から里にお戻りになる日。

日本各地で、団子を16個お供えして

神を迎える行事が行われる。

「田の神」の恵みである米で団子を作る。

その餅つきの音で

山にいる神に、「今日の日」を知らせるという…


2021年3月15日月曜日

菜虫化蝶(なむしちょうとかす)


冬を過ごした蛹が羽化して蝶になるころ…

むかしは蝶のことを「夢虫」や「夢見鳥」などと

呼んでいたとか。

確かに飛んでいる姿は優雅で儚げで…


菜園家にとってはただの害虫なのですけれど!




2021年3月10日水曜日

桃始笑(ももはじめてさく)


桃の蕾がほころんで花が咲き始めるころ…

むかしは花が咲くことを「笑う」と表現していた。

なんとも愛らしい!


2021年3月8日月曜日

土筆の卵とじ

 


土筆(つくし)は、全国に自生しているスギナの胞子茎の事。
草原や田畑の畦などに多くみられ、知らない人はほぼいないはず。
ツクシとスギナは似ても似つかないが、地下茎でつながっていて、
春にまずツクシが出て、その後スギナが次々と芽を出してくる。

土筆は頭の部分がしっかりと閉じていて、
袴と袴の間隔が短いものが美味とされている。
毎年、春になると母が作っていた、
卵でふんわりと包まれた春の味覚「土筆の卵とじ」
しかし、私はこのほろ苦い煮物が嫌いだった。



2021年3月5日金曜日

啓蟄(けいちつ)


暖かな陽気に誘われて

冬ごもりしていた土の中の虫たちがもぞもぞ動き出し

穴の外に出てくるころ…

ひと雨ごとに本格的な春が近づく。

蕨(わらび)や薇(ぜんまい)などの山菜が出回り

いよいよ春のおとづれが実感できるようになる…