2021年3月8日月曜日

土筆の卵とじ

 


土筆(つくし)は、全国に自生しているスギナの胞子茎の事。
草原や田畑の畦などに多くみられ、知らない人はほぼいないはず。
ツクシとスギナは似ても似つかないが、地下茎でつながっていて、
春にまずツクシが出て、その後スギナが次々と芽を出してくる。

土筆は頭の部分がしっかりと閉じていて、
袴と袴の間隔が短いものが美味とされている。
毎年、春になると母が作っていた、
卵でふんわりと包まれた春の味覚「土筆の卵とじ」
しかし、私はこのほろ苦い煮物が嫌いだった。