2024年1月16日火曜日
雉始雊(きじはじめてなく)
2024年1月1日月曜日
雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)
2023年7月12日水曜日
蓮始華(はすはじめてはなさく)
ハスの花が咲き始める頃。
夏の夜、暗闇の中で蓮のつぼみがゆっくりとほころび、
朝のおとづれとともに美しい花を咲かせ、
昼が過ぎる頃には閉じてしまう。
花の命は3日ほど。
開花と閉花を繰り返したのち力尽きたかのように
散ってしまう・・・
なんとも儚げな花ですが、そのルーツはあまり知られていない。
日本には仏教と共にやってきたのか。
2千年もの太古の昔の種を発芽させ花を咲かせた人がいるそうです。
どんな花か見てみたいようなこわいような・・・
2023年7月7日金曜日
小暑(しょうしょ)
夏至から2週間余り・・・
暑さはこれからが本番。
小暑と次の大暑(たいしょ)までの間を
「暑気」といい、
暑中見舞いを出すのもこの頃。
この二つの星は旧暦の7月7日に天の川をはさんで最も光り輝いて見える。
2023年7月2日日曜日
半夏生(はんげしょう)
夏至から数えて11日目のころ。
サトイモ科の半夏(烏柄杓<カラスビシャク>)という毒草が生え始めるころ。
多湿で天気がぐずつく。
農家ではこの日までに田植えを済ませ、
どんなに気候不順な年でも
これ以降は田植えをしないという風習があった。
そしてこの日の天候で稲作の出来を占ったという。
地域によっては、タコを食べる習慣がある。
なぜ?
田に植えた苗が、
タコの足のようにしっかりと根付くように
との願いがあるらしい。
2022年12月12日月曜日
熊蟄穴(くまあなにこもる)
七十二候では、きょうから「熊蟄穴」(くまあなにこもる)
熊が冬眠のために穴に隠れる頃とされてきた。
ぐっすりと深い眠りについているのかと思いきや
その眠りは浅く、仮死状態になるわけではない。
こもった穴でツキノワグマなどは出産して子育てをする。
乳を与えるためにも秋の間に栄養を蓄える必要がある。
山に木の実などが少なかった場合、人里に出て騒ぎになることも。
人や農作物に被害が及ぶと捕獲や殺処分になってしまう。
本来は「絶滅の恐れもある」とされるツキノワグマ。
ニュースになるたび心が痛む・・・
2022年12月8日木曜日
閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)
冬気が強まり人も生き物も万物がみな閉じてふさがる頃。
二十四節気の大雪(たいせつ)に入りました。
世間は完全に冬型の天候となり、各地で雪が降りはじめる。
シベリア寒気団の別名「冬将軍」が到来。
気圧配置は完全な冬型になり朝晩の冷え込みが厳しくなる・・・
空を塞ぐ重い灰色の雲を見ていると
気分もふさがってくる。
秋から大量に食べて冬ごもりに備えていた生きものたちは
穴にもぐって眠りにつく。
木々の葉っぱは全て落ちてしまった。
寒くなると何もかもが億劫になる。
私も冬眠したいな。
2022年11月22日火曜日
虹蔵不見(にじかくれてみえず)
陰気が満ちて虹があらわれなくなる頃
だそうです(^ー^;)
虹もそろそろ冬ごもり。
天気が悪い日が続いていくような気配がひしひしと。
勤労感謝の日は
もともとは秋の収穫に感謝する 新嘗祭 でした。
新嘗祭の「新」とは新穀を、
「嘗(なめ)」は奉ることを意味しており、
宮中はもとより全国の神社でお祭りが行われます。
その年の新穀をお供えし、
一年の実りへの感謝とともに国家国民の安寧を祈願するのだとか。
手を合わせて、いただきます。
2022年11月7日月曜日
2022年5月11日水曜日
蚯蚓出(みみずいずる)
GWが終わり、新緑もだいぶ濃くなってきました。
土の中のミミズも動きが活発になり、
地上に這い出してくる頃ということを表しています。
5月11日からは、七十二候の「蚯蚓出(みみずいずる)」です。
みみずは土を食べ、中に含まれる有機物や微生物、
小動物を食べたのち、粒状の糞を排泄します。
その行為が土壌を団粒構造にして、植物が喜ぶ土に変えてくれるのです。
ミミズが活発に活動すればするほど、
土は耕され、豊かになっていきます。
私はあまり好きではないですけれど・・・
大雨が降ったあとに
道路のアスファルトや石畳を這っているミミズを見た事があります。
水分過多で息苦しくなって地上に出てきたのでしょうか。
身体がふやけて可哀想です。
ミミズはいわば畑の守護神。
今度、道路で見つけたら、そっと土に返してやりたいです。
2022年5月5日木曜日
立夏「りっか」
今年のGWは外出自粛要請が解除になり
さて、今日は立夏。
春分と夏至のちょうど中間にあたる。
今日から立秋の前日までが夏季というわけですね。
九州では麦が穂を出すころ…
北海道ではジャガイモの植え付けや
豆の種まきが始まるそうです。
あらためて縦長の日本の国土の広さを感じます。
といっても、本格的な夏はまだまだ先。
基本的には暑くもなく寒くもなく、
さわやかでとても過ごしやすいから
菜園活動もやりやすい時期ですね。
2022年2月4日金曜日
立春 東風解凍(はるかぜこおりをとく)
2022年1月17日月曜日
冬の土用入り
本来は 心を静かに、身体をいたわる期間だと考えます。
があります。
土用中に土をさわることは忌むべきこととされていたため、
土を起こしてはいけない、丑の日に種を蒔いてはいけない、
だから避けるべきという、先人の知恵が込められているという。
おりしもコロナのオミクロン株の感染が拡大中。
土用の期間は、菜園活動もほどほどに…
2022年1月10日月曜日
水泉動(しみず あたたかを ふくむ)
水泉 とは、「湧き出る泉」のこと。
七十二候が小寒の次候に変わり、
地中で凍っていた泉が融け動き始める頃だそうです。
寒中にあって、地上のあらゆるものが凍りつく
一年でもっとも寒さが厳しい時期ですが
地中では春に向けての準備が始まっているのだとか…
正月明けから日本列島は記録的な寒波に襲われています。
春は遠い。
今日は えべっさん (十日戎)です。
毎年、混雑する初日や本戎に行くのは避けて
最終日に行くようにしていましたが
コロナのオミクロン株の感染者が増加中で
今年も見送り。
今宮戎神社では限定の御朱印があるそうです。
欲しかったなぁ・・・
2022年1月6日木曜日
人日の節供(じんじつのせっく)
1月7日の「七草」は五節句の行事のひとつ。
七草粥を食べます。
寒さに負けずに芽吹いた若葉の生命力をいただくことで
一年、無病息災で過ごすことが出来るのだそう。
セリ
ナズナ
ゴギョウ
ハコベラ
ホトケノザ
スズナ
スズシロ
今では野原で見つけることが困難。
野原そのものがないですね…
ですから、スーパーで買ってきました(笑)
2022年1月5日水曜日
小寒・芹乃栄
今日から 二十四節気の「小寒(しょうかん)」
冬の野菜が甘いのはそのため。
寒さにさらされた「せり」は香りも甘みもぐんと増しておいしい。
そろそろどこかに行きたいナ。
温泉に浸かって雪見酒など…
2021年12月31日金曜日
2021年9月8日水曜日
草露白(くさのつゆしろし)
草に降りた露が白く光って見える頃。
夏から秋への季節の変わり目に、
朝晩の気温が下がった時によく見られ、秋の季語になっています。
毎日、昼間に太陽光で蓄えられた地熱は
夜間には空に向かってどんどん放出されます。
夜間に曇っていた場合は雲に邪魔をされるが、
晴れて空を遮るもがない場合は、夜のうちに熱が放出され、
地表温度が下がっていき、明け方には大気が冷え込んで、
その結果、露を結ぶのです。
夜間によく晴れた空は高気圧に覆われており、気圧が安定していることが多く
昼になっても天候は崩れにくい。
つまり、露が降りた日は晴れることが多いのだそうです。
2021年9月2日木曜日
禾乃登る(こくのものすなわちみのる)
穀物が実りはじめる頃。
禾(のぎ)とは稲などの穂先に生える毛のことで
稲や麦、稗(ひえ)や粟(あわ)のものの総称。
禾の字は植物の穂の形からできており、
豊かな実りを象徴する漢字。
そこから、幸せで恵まれた人生を送ることができるようにとの願いを込めて
名前に使われることも。
歌舞伎俳優の市川海老蔵さんの長女・麗禾(れいか)ちゃんの名前が素敵です。
そろそろ稲が実って穂を垂らす頃ですね。
2021年6月16日水曜日
梅子黄(うめのみきばむ)
梅の実が熟し、青から黄色に色づき始める頃。
季節は梅雨へ。
この時期には栗の花も咲き始めます。
会津若松では陰暦の6月16日に採った梅で作った梅干しを
「旅立ちの日」に食べると難を逃れるといういい伝えがある。
この「嘉祥の梅」(かじょうのうめ)は、
疲労回復の効果がある梅を、大切な旅のお守りがわりにしたのでしょう。
「嘉祥」とは、6月16日に16の数にちなんだ菓子、餅などを神前に供えたり、
贈ったり食べたりして、疫病を除け健康招福を祈る行事を指す。
平安時代、仁明天皇が菓子や餅などを神前に供えて健康招福を祈誓し、
元号を「嘉祥」と改められました。
それが6月16日だったため、
この日に「16」にちなんだお菓子(嘉祥菓子)を食べると、
災いを祓い、健康・幸運を招くとされました。
つまり、6月16日は「和菓子の日」でもあります。
福を招くお菓子を食べて、
うっとうしい季節をやり過ごしましょうか(^ー^;)