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2021年3月19日金曜日

ジャガイモの育て方

 


ナス科

原産地……南米アンデス高地 暑さに弱い

生育温度…16~21℃

発芽温度…12~16℃

…………幅80㎝ 高さ15㎝


土づくり 有機石灰 200g程度
     完熟堆肥 3~5㎏(1㎡あたり)



肥料   有機肥料 ひとつかみ 
     種イモの間に施す



植えつけ 株間30~50㎝

 
追肥   なし  
     肥料が多いと葉っぱばかり茂り
     芋がつかない

 

世話   芽かき 草丈15㎝くらいになったら
     2本ほど残して付け根から抜く
          

土寄せ  種イモの上にできるので土を盛る
     芋が日光にあたるとソラニンという有害物質が
     生成されるのを防ぐ


収穫   
葉が黄色くなって枯れ始めた頃  
     天気が良い日に
  


         
 

病気………そうか病 モザイク病


害虫………テントウムシダマシ、カメムシ、アブラムシ



連作障害…連作不可 2年以上あける



後作………長ネギ



コンパニオンプランツ…マリーゴールド、エダマメ、インゲン




その他  種イモは縦割りにしないと芽が均等にならない
     秋植えは腐りやすいので切らずに丸のままポットに植え、
     涼しい場所で芽だししてから植えつけるとよい






2020年2月27日木曜日

ポテトチップスが国産芋な理由













ジャガイモの栽培に成功するコツは…
食用ではなく、必ず種イモ用の芋を用意すること

栽培用に作られた種イモは、
耐病性が高く安全で、
確実な収穫量が見込める

ジャガイモは
種いもを経由して伝染するウイルス病、
細菌、菌、害虫といった病害虫が多い

食用として流通しているものは、
アブラムシの防除をしていないため
アブラムシが媒介する
ウイルス病にかかっていることが多い
葉巻病や、Yモザイクウイルス病の因子を
持っている可能性がある

食用のジャガイモを植えると
「そうか病」や「黒あざ病」になり、
収穫量が劣ることがある

特に恐ろしいのは、
ジャガイモの特産地で栽培中に発生した
ジャガイモシストセンチュウの卵が
土と一緒に芋の表面に付いていることがあること
もしもそういった芋を植えてしまうと
知らないうちに土壌が汚され
そののち長い間、
病気や減収に悩まされることになる

すべてではないが、
そういった危険性があることを重々承知し
リスクできるだけ回避しなければならない。
(もちろん、食用いもを食べる分には何ら心配はない。
あくまでも食用の芋を植えた場合の問題提起)


日本は植物防疫法第7条第1項により
「土又は土の付着する植物」の輸入を禁止している
ポテトチップス用の芋がすべて国産なのはそのため