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2013年8月17日土曜日

なぜ畑にモグラが来るのか


家庭菜園でこんな土盛りに出くわすことはありませんか。
これはモグラ塚。

なぜ畑にモグラが多いのだろう。

家庭菜園では収穫後の野菜の残がいをそのまま畑に埋めてしまうことが多い。
当然、生のまま…

有機物は土の中で分解され、堆肥になるが
分解に一役買うのがダンゴ虫やミミズ。
彼らは未熟な有機物が大好きで、せっせと食べて分解し、自らも大繁殖する。
ミミズのいる畑は肥えていていい土 と思われているようだが
実は、違う。 
いい土とは言えない、ほんの初期段階の状態なのだ。


モグラはミミズが大好物。一日にほぼ体重と同じ量のミミズを食べるという。
大量の食糧を求めて菜園に侵入してくるというわけ。
肉食だから野菜を食べるわけではないけれど、
縦横無尽にトンネルを掘るため、通り道にあたった野菜の根は傷んでしまう。
ミミズ以外にもネキリムシやコガネムシの幼虫も食べてくれるらしいから
一概に害獣とはいえないけれど。

モグラの侵入を防ぐには、野菜の残渣を直に入れない事。
コンポストなどで堆肥化してからにするか、
よく乾かして燃やし、草木灰にして土に返すようにする。





2013年7月19日金曜日

アゲハの幼虫























アゲハチョウ科に属するチョウの総称。「ナミアゲハ」をさすことが多い
他に「アオスジアゲハ」「ジャコウアゲハ」「クロアゲハ」などがいる

アゲハチョウやクロアゲハなどの食草はミカン科の葉
キアゲハはセリ科の植物を食害する


① 捕殺する

  アゲハ蝶が飛んでいたら、産卵しているので
  葉っぱの裏などを確認して卵をつぶしておく
  ピンセットが便利



② 噴霧式の殺虫剤を使う


  体が大きいので薬は効きにくい
  殺虫剤で駆除する場合はなるべく孵化してすぐの小さい幼虫のうちに

  カダンプラスDX など
 

③ 天敵を使う

  アゲハ蝶の幼虫はアシナガバチの好物。
  柑橘系の花が咲くと飛んできていることが多い
  追い払わず利用する



2013年6月19日水曜日

















ニンジン、ダイコン、エダマメなどに発生する
葉の汁を吸い、枯れさせてしまう

ほぼ体長1センチ前後で種類が非常に多く、さまざまな色と模様がある

身の危険を感じると独特のいやな臭いを放ち、相手をかく乱する



見つけたら、捕殺する

そっと近づいてつつくとコロンと落ちる性質を利用し、
ペットボトルにじょうごをつけたもので受け止める

ある程度集まったらフタをきつく締め、放置すれば簡単に始末できる

蚊に刺されないために




















毎日、暑いですね!

夏になると庭に涼しさを演出するために睡蓮鉢を置いています

中に水中植物を植えて金魚やメダカを飼っています。
でも、これが曲者
蠅や蚊が卵を産み付けに寄ってくるんです

もちろん、産み付けられた卵は金魚やメダカに食べられてしまうので
孵化したりすることはありませんが…

その前に、蠅はうっとおしいし、蚊には刺されるので庭に居られません
しかし、そろそろ雑草が伸びてきていて見苦しくなってきました
庭仕事もしないと…

やっぱり今年もお世話になることになりました

普通のものの3倍の太さで、地面に置くタイプの蚊取り線香です
付属の専用皿が良くできていて、煙が全方向に広がるようになっています
かなり煙が出るので、効果がある感じ
私の庭は狭いからかもしれませんが、1回焚いただけで1週間くらいは静かです




2013年6月4日火曜日

ネキリムシ














カブラヤガ、タマナヤガなど茎を食害するヤガ(野蛾)の幼虫

パッと見、苗が根元から切られたように見えるためにネキリムシ(根切虫)と呼ばれている
幼虫の状態で土の中で越冬し、春に成虫になり年に3~4回活動する
卵は一個ずつ地面近くの葉に産み付けられ、ふ化直後の幼虫は葉を食害する
大きくなると昼間は土中に隠れていて夜になると出てきて茎を食べ、植物を枯らす

ナス、トマト、キュウリ、レタス、ニンジン、ピーマンなどなどありとあらゆる野菜、
花は薔薇や菊、ダリア、パンジー、マリーゴールドまで様々なものが狙われる

ネキリムシに効く農薬は ダイアジノン粒材 
株元に混ぜると効果がる





2013年5月2日木曜日

トウガラシ・ニンニクエキスの作り方

























トウガラシ 50g
ニンニク  3片
焼酎    1ℓ

トウガラシはハサミで2~3cmに切る

ニンニクはそのままか、つぶしても可

2つをお茶パックに入れ、ガラス瓶に入れて焼酎を注ぎ

フタをして一か月ほど冷暗所で保存


使う時は100倍に薄める




2013年4月27日土曜日

ナメクジ




食害されやすいのは、
ハクサイ、キャベツ、ジャガイモ、トマトなど

高温多湿の時期に多く発生する

新芽や花びら、果実などが食べられてしまうだけでなく、
這いまわったあとが残っているのでそれだけで気持ちが悪い

明るいうちは根元や葉っぱの裏などにかくれていて、夜に出てくる。

見つけ次第、手(ピンセット)で取る

浅い容器に飲み残しのビールを入れて、
野菜の根元に置いておくと溺死する

薬剤を使うなら

ナメトール 

2013年4月13日土曜日

アブラムシ




















野菜の新芽や葉裏などに寄生

植物の汁液を吸ってあっという間に大繁殖する
野菜元気が悪くなり、枯れてしまう

アブラムシが汁液を吸う時に
野菜にウイルスが侵入して
病気に感染するという、二次被害がある


繁殖が旺盛なので
長期間効果が続く ベストガード粒剤 
モスピラン粒剤 などの浸透移行性剤がよい

病気の予防と治療の両方ができる便利な
殺虫殺菌剤 ベニカXシリーズ がよい



収穫間際の野菜類には
食品成分由来の ベニカマイルドスプレー 
デンプンを使用している 粘着くん液剤 がよい。

2013年4月3日水曜日

アオムシ



アオムシの食害が多いのは

キャベツ、コマツナ、チンゲンサイ、ハクサイ、
ブロッコリーなどのアブラナ科の野菜。



1 手で取って殺す。


出来ない人は


2 バチルス・チューリンゲンシス(BT)
 を葉に噴霧器で散布



バチルス・チューリンゲンシスとは微生物由来の農薬。
アオムシの幼虫がBTのかかった葉っぱを食べると死ぬが、
他の生物や人畜には全くの無害。

この薬を散布しても有機栽培と表示することが出来、
安全性が高い。


でも手に入りにくい…

そんな時は


3 市販の殺虫剤を使う。