2013年5月7日火曜日
キウイフルーツの花粉の取り方
キウイフルーツは雌雄異株性(雄株と雌株がないと実をつけない性質)だから
同じ時期に花が咲く相性の良いオス木を近くに植えておく
しかし、いつも開花のタイミングがあうとは限らない
オスの花が間に合わなかった時のために、
キウイフルーツのオス花の花粉を採取しておこう
①雄花を集める
花が開くと花粉が飛んでしまうので、
開花直前から当日開花の花を早朝のうちに採取する
②葯をハサミで切り取る
③採取した葯をふるいにかける
花びらや不純物を取り除いて葯を紙などに広げる
④葯を開かせる
常温に置くと、一晩ほどで葯が開き、花粉が出てくる
⑤葯をふるいにかける
黒い紙の上で100~120メッシュのふるいで花粉を選別する
⑥クッキングペーパーなどで粉薬のように包む
⑦瓶や缶の中に、包んだ花粉と、同量のシリカゲルを入れて密封する
⑧冷凍庫で貯蔵する
※必ずシリカゲルを入れて冷凍保存する。
シリカゲルを入れないと花粉が湿気を帯び、
花粉の発芽率が低くなってしまう
⑨解凍は、いったん冷蔵庫内で2日程度置き、
さらに常温で一晩おいて、湿気ないようにする
⑩新しく清潔な筆を用い、雌花に受粉させる
かなり根気と手間のいる仕事なので、
時間が無いときは市販の花粉を購入すればよい
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