2013年6月4日火曜日

ネキリムシ














カブラヤガ、タマナヤガなど茎を食害するヤガ(野蛾)の幼虫

パッと見、苗が根元から切られたように見えるためにネキリムシ(根切虫)と呼ばれている
幼虫の状態で土の中で越冬し、春に成虫になり年に3~4回活動する
卵は一個ずつ地面近くの葉に産み付けられ、ふ化直後の幼虫は葉を食害する
大きくなると昼間は土中に隠れていて夜になると出てきて茎を食べ、植物を枯らす

ナス、トマト、キュウリ、レタス、ニンジン、ピーマンなどなどありとあらゆる野菜、
花は薔薇や菊、ダリア、パンジー、マリーゴールドまで様々なものが狙われる

ネキリムシに効く農薬は ダイアジノン粒材 
株元に混ぜると効果がる





2013年6月3日月曜日

バジルの育て方

















トマトと相性がいいのでコンテナに混植するとよい


① 株間20センチで根鉢を崩さないように植えつける

② 半日陰が向く

③ 15~20センチ伸びたところで摘芯すると柔らかい脇芽が増える

④ 花芽が付くと葉が固くなるので早めに摘み取る


⑤ 丸めた葉の中にべニフキノメイガの幼虫がいることがある

  見つけ次第、葉っぱごと捨てる

⑥ 乾燥・加湿どちらも嫌うので適湿をこころがける

⑦ 葉が小さくなってきたら追肥する

⑧ 収穫するときは枝ごと切る。次の若い芽が出て柔らかな葉が茂る







2013年6月1日土曜日

カブが割れてしまうわけ
















カブは簡単に栽培できるので初心者向けなのに
なぜか割れやすい

カブは茎と根の間が肥大した野菜
だから大きく太ると割れやすいのだ

カブは筋蒔きが基本

間引きのタイミングを間違ったり
1回で多くを間引いてしまうと生長のバランスが崩れ
急激に生長するので割れやすくなるのだ

2013年5月27日月曜日

虫食いのないトウモロコシを作るには



無農薬だと必ず、アワノメイガにやられてしまうトウモロコシ
虫食いのないトウモロコシが食べたい!

トウモロコシの雄花が咲くと匂いに誘われてアワノメイガが飛んできて
茎のどこかに産卵する
孵化した幼虫が入り込んでトウモロコシを食べるのだ

雄花が咲く前に受粉用を1本残して他を処分してしまうのがポイント



① 雄花が伸びて来たら10本当たりに1本の割合で残し他はすべて切り落とす
  
② プランター栽培などで少ない本数の場合は、1本だけ鉢植えで別に育てておく

③ 雄花が咲いたら切り取り、雌花と受粉させる

④ 収穫は受粉後約3週間後






2013年5月25日土曜日

トマトの芽かきをする時の注意











トマトの脇芽かきをするときは

① 天気の良い日をえらぶ

② 健康な株からはじめ、元気のない株は最後にする
  (病気の伝染をふせぐため)

③ タバコを吸う人は手を洗ってからおこなう
  (モザイク病、疫病の原因はタバコから)





2013年5月23日木曜日

エダマメの中身が空っぽの原因は?












さやが立派なのに中身がなかったときはショック!

なぜこんなことになるのだろう?

エダマメは受粉がうまくいかないと、さやは小さいままで落下してしまう
立派な入れ物(さや)ができているのに中身が空っぽなのは
養分がうまく溜め込めなかったことが考えられる

エダマメは葉の光合成で作った炭水化物と
根っこに共生している根粒菌が生み出した窒素をもとにたんぱく質を合成する
この一連の作業にはたくさんの水が必要なのだ

つまり、枝豆に実が入らないのは水不足というわけ

エダマメの開花期は真夏
その時期に水分がゆきわたらないと、たんぱく質の合成ができず
さやの中が空っぽになってしまうのだ

2013年5月20日月曜日

茄子の収穫量をあげるには


茄子は花が咲くとすべてに実が付く
放っておくと実がいっぱい生るが、ひとつひとつは小さくなってしまう
こまめな整枝と切り戻しが必要。


脇芽を伸ばして次々と収穫する方法

① 本体の生育が遅れる原因の第1花は摘み取り処分

② 支柱はV字型に立てる

③ 葉っぱが5枚の時に主軸を摘芯

④ 側枝2本を支柱に誘引し、以後、脇芽を伸ばしながら収穫を続ける

⑤ 側枝が150~170センチくらいに伸びたところで摘芯

⑥ また脇芽を伸ばし、収穫を続ける