2021年3月17日水曜日

彼岸



彼岸とは春分(秋分)の前後3日を合わせた7日間。

最初の日を「彼岸の入り」といい、最後の日を「彼岸明け」、

真ん中にあたる春分・秋分を「彼岸の中日(ちゅうにち)」とう。

仏教では、三途の川(さんずのかわ)を挟んで、

私たちの住む世界をこちらの岸を

「此岸(しがん)」といい、

ご先祖様の霊が住む世界をあちらの岸を

「彼岸」ひがん)という。

彼岸の先の極楽浄土は西の彼方にあるとされているため、

太陽が真西に沈む春分と秋分に

お墓参りや先祖供養を行うようになった。


しかし、元々の仏教の教えは

「煩悩に満ちた現世である此岸(しがん)を離れて
修行を積むことで

煩悩を脱して、悟りの境地に達した世界(彼の岸)に到達する」 

という意味で、

先祖供養とは直接関係ないようです(@0@)


お彼岸にお墓参りをする風習は、日本独特の風習らしい…