2023年7月2日日曜日

半夏生(はんげしょう)


夏至から数えて11日目のころ。

梅雨の末期にあたり、
サトイモ科の半夏(烏柄杓<カラスビシャク>)という毒草が生え始めるころ。
多湿で天気がぐずつく。

農家ではこの日までに田植えを済ませ、
どんなに気候不順な年でも
これ以降は田植えをしないという風習があった。
そしてこの日の天候で稲作の出来を占ったという。



地域によっては、タコを食べる習慣がある。

なぜ?


田に植えた苗が、

タコの足のようにしっかりと根付くように
との願いがあるらしい。