2022年12月1日木曜日

苺は眠りについた

 寒気が流れ込んで一気に冬らしくなりました。

駅まで歩く間に鼻の先が冷たくなっちゃいました(^^;)



苺は秋からゆっくりと休眠に入る。

露地栽培の品種は11月中旬ごろが最も眠りが深い。

それから12月中頃までが自発休眠(自然休眠)で

さらに12月下旬から翌年3月までは

強制休眠に入り、低温で生育が停滞する。


自発休眠は5℃以下の低温に当たることで打破され、

眠りが深い品種ほど目覚めるためには

低温の期間が長く必要になる。


冬の途中で目が覚めないように

露地栽培には休眠が深いものか中間のものが向く。

  ダナー 東京おひさまベリー 宝交早生 


ハウス栽培促成栽培には休眠の浅い品種が向く。

  さちのか 女峰

  章姫 紅ほっぺ (促成栽培向き)


ただし、イチゴの花は寒さに弱い。

3℃以下の低温に5時間以上当たってしまうと低温障害で

実がダメになるから注意が必要。