2013年6月30日日曜日

工場野菜とは





工場野菜とは、施設内で作られた野菜のこと

工場野菜には、完全に密閉された空間で生育される「完全人工光型」と、
太陽光で育つ「太陽光利用型」の2種類のタイプがある
共通するのはどちらも土を使わない水耕栽培であること

① 農薬を使わずに野菜を育てることができる

② 密閉空間なので極めて衛生的である

③ 人工的に環境をコントロールできるので
  天候不順や不作による野菜の価格変動を回避できる

④ 水耕栽培で育った野菜は瑞々しくえぐみのない味と柔らかい食感

⑤ 外界と隔離された施設で作られるため、虫食いの心配がなく、無農薬で育てられる
  色も緑が鮮やかになり見た目の印象が良い

⑥ 人工太陽光では露地野菜のような大きさや繊維質には生長しないが
  害虫や農薬のリスクがないため、丸ごと食べることができ、廃棄物が減らせる



工場野菜は人工的に栽培することができるので、生産調整も可能
ニーズに合わせて好みの量や大きさに育てることができるので、無駄が無い栽培方法といえる


パナソニックが奥行き30cm×横120cm×高さ56cmの完全閉鎖型の菜園装置を開発

照明に赤と白の2色のLEDを組み合わせたことで光合成の効率を高くすると同時に
植物の緑を美しく見せる人工光に成功した
これにより観葉植物や熱帯魚のように、野菜づくりが観賞に耐えうるインテリアとして
一般家庭に受け入れられるのも近いかもしれない