2022年11月14日月曜日

大蔵大根





 






江戸時代に豊多摩郡(現在の杉並区近辺)の農民が作り出した

「源内つまり大根」が始まりとされる。

その後世田谷区大蔵の石井泰治郎の手で品種改良がなされ、

昭和40年くらいまで世田谷近辺で栽培されていたが

青首大根の普及で姿を消してしまった。

だが平成に入り再び栽培が始まり「伝統大蔵大根」として復活。

現在ではJA東京中央会選定の「江戸東京野菜」にも選ばれている。


肉質が緻密なため煮崩れしにくい。

根の先端まで太さが均一で輪切りにすると形が揃い、煮物に最適。