2020年6月18日木曜日

ピーマンを育てる

原産    南アメリカ


ポイント  日当たりを好む 高畝で乾燥気味に育てる

生育温度 25~30℃

種まき   2月中旬~3月中旬
       発芽温度 25~30℃
     
植えつけ 4月下旬~5月中旬
       
土づくり 有機石灰200g (1㎡あたり) 

元肥   米ぬか約250g (1㎡あたり)

追肥   不要


畝     幅60cm×高さ20cm 
                株間60cm


収穫   若いうちに早めにとる

連作   不可 3~4年あける
      ナス科の前後作を避ける

混植   枝豆、ネギ、にら

病気   モザイク病・青枯れ病…生育中に葉が青いまま萎れる
      水はけの悪い土が原因 連作障害のひとつ
      発病した株は抜き去り焼却処分

害虫   アブラムシ カメムシ センチュウ タバコガ
     







2020年6月2日火曜日

茄子を育てる

高温多湿・日当たりを好む

生育温度 22~30℃

種まき  3月中旬~4月中旬
     発芽温度 25~35℃
     
植えつけ 5~6月
     地温が低いと生育が悪いのでマルチ栽培する

土づくり 石灰をまく。適正酸度(ph6.0~6.5) 

元肥   チッ素15g、リン酸40g、カリ15g(1㎡あたり)

追肥   収穫期が長いので、肥料が切れないように。
     植付けから2~3週間に1回追肥。
     チッ素4g、カリ4g(1㎡あたり)

収穫   開花後2週間~20日くらい。
     収穫が遅れると皮が硬くなってしまう。

剪定   側枝に花が付いたらその花の先の枝を切り落とす。
     収穫するごとに実のすぐ下の葉一枚を残し
     あとはすべて切り落とす。
     これを繰り返すと長く収穫できる。

病気   半身萎凋病・青枯れ病…生育中に葉が青いまま萎れる
     水はけの悪い土が原因 連作障害のひとつ
     発病した株は抜き去り焼却処分

害虫   アブラムシ
     見つけ次第、捕殺
     唐辛子液をスプレーする
     
     ハダニ
     葉に水をかける




     












2020年6月1日月曜日

6月の作業予定

①エダマメの種まき

②秋ナス・秋キュウリ苗の植えつけ

③菊の挿し木

④夏野菜の病害虫防除

⑤トマトの雨除け設置

⑥夏野菜・ニンニクの収穫

⑦春じゃがの収穫

⑧サツマイモの植えつけ


2020年5月17日日曜日

便利そうな Tragfix

講座では時々、家庭菜園向きの便利グッズの販売があります。
残ったポテトチップスの袋を止めるようなクリップが、
家庭菜園用にあるなんて!

開封した肥料や腐葉土の保存に便利。
これがあれば倒れて中身がこぼれるという心配がない。
しかも、持ち手が付いているので
このまま手で下げて持ち運びができるという優れもの。
重い袋を持ち上げる必要が無いから、腰が痛くならないですね。


その場では写真が撮れませんでしたが
ネットで検索してみました。





ドッグフードの保存にも使えますね。


さすがドイツ! オシャレで機能的。










2020年5月16日土曜日

畑で有用菌を増やす方法


1 善玉菌(微生物)に餌とすみかを与える


  すみかには栄養分が少ない資材がよい

    もみ殻燻炭
    ゼオライト・化石サンゴ


  餌は他の微生物が分解しにくいものがよい

    もみ殻・稲わら・麦わら(セルロースやリグニン)
    カニ殻(キチン質)・廃菌床 


2 有用菌を増やす


    緑肥作物 効果は長続きしないが
         土着の微生物を一気に増やすことができる

    中熟堆肥 土の中で分解を進ませ土壌を改良する
         土着の微生物を活性化させる

    完熟堆肥 よい微生物を安定供給できる


3 共生関係をつくる

  植物の根は病原菌を寄せ付けない多糖物質で自己防衛をしている
  よい微生物を含む土で育苗すると、
  早い段階で微生物との共生をはじめ、病気に強くなり生長がよい








2020年5月1日金曜日

5月の作業予定

①落花生・インゲン・エダマメ・トウモロコシの種まき

②トマト・ピーマン・茄子など夏野菜の植えつけ

③蘭の株分け。植え替え

④苺・玉ねぎの収穫

⑤スイカ・メロン・カボチャ・キュウリ
 オクラ・ゴーヤの植えつけ



八十八夜

八十八夜というのは
立春から数えて88日目(87日後)の日。
毎年5月の上旬で、5月1~3日頃になっている。

「米」という漢字を分解すると八十八になるので、
88歳のことも米寿と言うことから
農耕に携わる人にとっては大変重要な日だ。

また、「夏も近づく八十八夜~~」
という歌が思い出される人も多いのでは。




茶摘みの時期は1年に3回ほどあって、
そのうち1番茶=新茶は
5月上旬に摘まれるお茶のことを指す。

八十八夜に摘まれたお茶は、
昔から無病息災や不老長寿の縁起物とされてきたそうだ。

「八」という漢字は末広がりの姿をしているため、
昔からずっと幸運を呼ぶ漢字とされてきました。
その「八」の字が二つも重なった「八十八夜」は、
それだけでめでたい特別に縁起の良い日となるらしい。

無病息災を祈願して、美味しい新茶をいただきましょうか。