2013年6月27日木曜日

テントウムシを増やす















テントウムシ(天道虫・紅娘・瓢虫)は、
コウチュウ目テントウムシ科(テントウムシか、学名: Coccinellidae)に分類される昆虫の総称
鮮やかな体色の小型の甲虫である
和名の由来は太陽に向かって飛んで行くことから、太陽神の天道からとられた ウィキペディアより


赤地に黒い点が七つあるナナホシテントウムシはアブラムシの天敵で益虫
黒地に赤い点が二つ紋のナミテントウも益虫だが、こちらは紋の数や模様が多様で
テントウムシダマシと間違えないようにしたい

1日あたりテントウムシの幼虫はアブラムシを20匹ぐらい、成虫では100匹ぐらい食べる
農薬を使わずにアブラムシを退治する事が出来る

アブラムシの発生するところにテントウムシが寄っているので採取してくる
4月ごろはクローバー、クロマツ、モミジ、バラ、ハルジョン、
初夏はコムギ、ヤナギ、ムクゲの中にいることが多い
真夏は休眠して、秋になるとまた活動を始め9月頃はクリ、ヨモギなどに現れる

テントウムシは夜行性
日中の住処となるチシャや春菊を植えて誘引し、増やして活用しよう




2013年6月24日月曜日

月の影響















地球上の生物はみな月の引力の影響を受けている

植物の生長にも月の引力が深く関係している

月は約30日で新月→満月→新月を繰り返す
新月や満月の時に月の引力は最大となり
上弦月と下弦月では最小となる
目に見える現象としては大潮や小潮の日がわかりやすい

月暦で菜園計画を立てるとスムーズにいくことが多い


満月
土の水分や植物の水分量が増える
満月の2日前に種を蒔くとよい
苗の定植、株分けはよいが移植は根を傷めてしまう
根菜類の収穫に適している
     

下弦の月 
土の水分は減少する
この時期の種蒔きや移植はよくない
草を刈ったり、剪定や木の伐採をするとよい
穀物の収穫に適している


新月   
土の水分はさらに少なくなる
このころの種まき、植えつけはよくない
新月に切った樹は腐りにくく割れやねじれにつよいといわれている


上弦の月
水位が戻り始める。何もかもが調子の上がる予感
葉ものや穀類、実物野菜などの植えつけに適している
野菜や花の収穫に適している



そんなにすべてが計画通りにいくものではない

でも、早寝早起きも大切だけれど、夜空に浮かぶ月を眺めながら
明日の計画を練るのもまた楽しい




2013年6月21日金曜日

カブを美しく作る方法











カブは短期間で収穫できるので、即効性のある土づくりが必要
カブをゆっくりと生長させるために、3回にわけて間引くのがポイント

病害虫に強い品種を選ぶ
一般的に白いものより赤い品種が割れにくく作りやすい



① 完熟堆肥・有機肥料を混ぜよく耕しておく

② 種は1センチ間隔ですじ蒔きし、薄く土をかける

③ 発芽して本葉1枚目で3センチ間隔に間引きする

④ 本葉3枚目で5センチ間隔に間引きする

⑤ 種まきして35日後あたりカブが太り始めた頃に10センチ間隔で間引く

⑥ 収穫時期が遅れると割れてしまうので注意





2013年6月19日水曜日

















ニンジン、ダイコン、エダマメなどに発生する
葉の汁を吸い、枯れさせてしまう

ほぼ体長1センチ前後で種類が非常に多く、さまざまな色と模様がある

身の危険を感じると独特のいやな臭いを放ち、相手をかく乱する



見つけたら、捕殺する

そっと近づいてつつくとコロンと落ちる性質を利用し、
ペットボトルにじょうごをつけたもので受け止める

ある程度集まったらフタをきつく締め、放置すれば簡単に始末できる

蚊に刺されないために




















毎日、暑いですね!

夏になると庭に涼しさを演出するために睡蓮鉢を置いています

中に水中植物を植えて金魚やメダカを飼っています。
でも、これが曲者
蠅や蚊が卵を産み付けに寄ってくるんです

もちろん、産み付けられた卵は金魚やメダカに食べられてしまうので
孵化したりすることはありませんが…

その前に、蠅はうっとおしいし、蚊には刺されるので庭に居られません
しかし、そろそろ雑草が伸びてきていて見苦しくなってきました
庭仕事もしないと…

やっぱり今年もお世話になることになりました

普通のものの3倍の太さで、地面に置くタイプの蚊取り線香です
付属の専用皿が良くできていて、煙が全方向に広がるようになっています
かなり煙が出るので、効果がある感じ
私の庭は狭いからかもしれませんが、1回焚いただけで1週間くらいは静かです




2013年6月16日日曜日

ピーマンの育て方
















葉の色が濃くて茎が太い苗を選ぶ


① 根の周りの土をくずさないように注意して植えつける

② 株間4~50センチ 浅めに植える

③ 低温に弱いのでマルチングする

④ 一番花がついた後、主軸と脇芽2本の3本立てにする
  残りの脇芽はすべて欠いて捨てる

⑤ 一番果を収穫したら追肥する


その後誘引と整枝をし、様子を見ながら追肥を続ける




2013年6月13日木曜日

ワクチン接種苗と接ぎ木苗の違い


















ワクチン接種苗は、キュウリモザイクウイルスを予防するために
弱毒ウイルスを接種してある苗の事で、人間のワクチンの考え方と同じ

熱処理などで毒性を弱めたウイルスを先に接種しておくと、
ウイルス同士の干渉作用により、
別のウイルスに感染しにくくなる効果を狙ったもの

ワクチン接種苗は、
単にキュウリモザイクウイルス病を回避できる可能性があるだけ
連作に強いわけではない


連作障害の原因は
ウイルスではなく土壌に含まれる自家中毒物質の蓄積現象だから


接ぎ木苗は、
土壌障害でかかる萎ちょう病、青枯病等にかかりにくい品種を
台木にして苗を接いだもの


連作傷害を防ぎたい場合は接ぎ木苗がよい