2021年1月20日水曜日

大寒(だいかん)



今日は「大寒」

昨年は異常な暖冬でした。
例年だと深い雪に埋もれている白川郷に雪が無く
各地のスキー場も雪不足でした。

今年は暦どおり一年で最も寒い日になりました。


「小寒」は「寒の入り」といって寒い時期の始まり。
けれど、「大寒」は今日いちにちだけをさし、
「大寒の入り」とは言わないそうです。

とにかく一年のうち、
最低気温の更新が続くのもこの頃。
窓の外は雪がはらはら…
今年はかなり寒い!

とはいえ…
そうこうしているうちに「立春」です。
「立春」になることを、「寒明け」というそうです。
春が待ち遠しい。。。






2021年1月15日金曜日

ポリマルチの欠点


マルチの欠点は…


張りにくい

しわが寄ったり、
風ではがれてしまったり…


そんな失敗を防ぐには

① 土が湿った状態の時にマルチを張る。
  雨あがり後がベストタイミング。
  好天続きで乾いていたら水を撒くといい。


② 耕うんを丁寧に行う。
  畝立て後はなだらかに整えて、
  土の表面とマルチを密着させる。



マルチの欠点は…

水やり、施肥がしにくい!


① 水やりは穴の部分を少し持ち上げ、
  ジョウロの口を差し込む。

② 肥料を与えるときは穴から離れた場所に
  小さな穴を開けて差し入れる。

  栽培期間が短い野菜は、
  あらかじめ元肥を必要量入れておく。



マルチの欠点は…

数年経つとうまく育たなくなる

マルチを長期間張りっぱなしにしていると
土壌中の有機物の分解が進み、
肥料分が失われがちになるのが原因。

① いったんはがして堆肥を多めに漉き込む。
② 畝を休ませる。




マルチの欠点は…


ゴミになる!




家庭ごみとしては出しにくい。



まったくもってサスティナブルではない。

レジ袋が廃止になってから、
廃ビニールへの風当たりがきつく感じるのは私だけ?
そろそろ 脱マルチ を考えるとき?







2021年1月13日水曜日

寒九の水

 

寒の入りから9日目(寒九)は昔から

「一年でいちばん水が澄む日」で

「この日に汲んだ水は腐らない」という言い伝えがある。

「寒九の水」で薬を飲むを薬効が高まるとも言われ、

この水で仕込んだお酒は味が良いとされているそうです。

新潟県には、一般の人を募集して

菅名岳(すがなだけ)のどっばら清水で「寒九の水」を汲み、

酒造りをしている珍しい「近藤酒造」という酒蔵がある。

ふもとから容器を担いで泉まで1時間の雪中行軍…

参加者には、自分が汲んできた水で仕込まれた

新酒『寒九の水仕込生原酒』の4合瓶が一本もらえるそう。

とてもじゃない人にはクラウドファンディングもあります。



また、この日に雨が降るとその年は豊作になるとか。

家庭菜園も実りの多い年になりますように。









2021年1月11日月曜日

病気に強い苺の作り方


苺は炭そ病や萎黄病などの伝染病にかかりやすい

炭そ病
胞子の飛散によって伝染する。
葉の結露と付着した土がよくない。

対策として、雨除けや空中採苗を行う


萎黄病
土壌とランナーを通して伝染する
親株からすぐ隣の子株の伝染率は50パーセント、
孫株は25パーセント、
ひ孫株は12パーセント と数値は下がり、
5代目でほぼ0パーセントになる

対策として、親株から3株目以降の苗を採取する



苗のとりかた

① 親株はプランターに植える
② 新しい用土を入れたポットに直接ランナーを受け、採取する
③ 雨よけをし、水分と土が葉に付かないようにする

土壌に触れさせないのがポイント
畑で採苗する場合は親株の周りにマルチを敷き、
ランナーをポットに受ける


水やりのときに泥はねが付かないように注意。
株もとに静かに与える



定植のしかた

7~8月にポットに受けた苗は9月中旬以降に花芽が分化するので
9月中旬~10月中旬に定植する



温室栽培(ビニールトンネル)

① 畝は30センチ以上の高畝にする。
  第一花と第二花の両方を収穫するため栽培期間が長期にわたるので
  根はりを深くする必要がある。マルチを張っておく

② 9月中旬~下旬に若くて小さい苗を植える
  小さい苗を選ぶのは株の老化を遅らせるため

③ 第一花の開花後40日で収穫できる
  11月上旬から保温を始めると、クリスマスケーキに間に合う



露地栽培

① 畝は10センチ程度の高さでよい。(第一花のみの収穫だから)

② 10月上旬~中旬に充実した大きい苗を植える
  路地で冬を越すため、寒さに強い苗が必要

③ 春先に開花する
  株もとに藁などを敷いて果実が土に触れないようにする







2021年1月10日日曜日

桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿

サクラは切り口から木材腐朽菌が入ると枯れてしまう。
かといって全く放任でいいというわけにいかない。
正しい方法で適期に切れば枯れることはない。
枝は、枝の付け根から切ること。
少しでも残すと、そこから菌が侵入する。

太く育った幹は付け根から切ることができない。
だからまだ細いうち(直径5cmぐらいまで)に切る。

剪定時期は11月から12月。
太い枝を切るときはこの時期に行い、
切り口にはキニヌールなどの保護剤を塗っておく。
細い枝はこの時期以外でも特に問題はない。


ウメは適期以外の時期に切ると花が咲かない。
いい加減な時期にたくさん枝を切ってしまうと
花芽がつかない。

ウメは切ることにより、枝数がふえる。
枝数がふえると花も多く咲くが、
枝葉が混みあうと結果的にいい実にならない。
ウメはかなり計画的な剪定が必要。


管理を怠けることを戒める意味で

「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」

という表現につながったという。
                                                    

2021年1月6日水曜日

下弦の月


今夜は「下弦の月」

右側が欠けている、これからさらに欠けていく月です。

満ちていたものが欠けていく、というと何か物悲しいイメージ。

しかし、この時期は「次のはじまり」を準備する時期。

下弦の月の時間は、新しいことを始めるより、

「物事を整理する、収穫をする」のに向いている時期だそう。


木々のせん定をする、野菜や果物を収穫し、

加工して保存食をつくるといいそうです。


月はさらに欠けつづけ、やがて真っ暗な闇に…

しかしすぐに新しい月が始まります。

月の満ち欠けは繰り返し「生まれ、育ち、満ち、消え」

という生命のサイクルの象徴。

時の流れに身をゆだね、逆らわずに生きてみれば

日々に忙殺されて失われていたものに気づかされるかも知れません。


うまくいかなくても落ち込まないで。

今はそのタイミングじゃないだけ。








2021年1月4日月曜日

仕事始め

私の会社は 新型コロナウイルス対策で、

年末年始(12月29日~1月3日)の休暇は

前後をそれぞれ5日ずつ広げた奨励期間

(12月24日~1月8日)を設けて分散になりました。

政府の呼びかけに応じて、

初詣など人出が集中する機会を減らすのが狙いだそうです。


いつもは今日から出勤ですが、

私は30日まで出勤しており、有給も使って

今年の仕事始めは7日から…

小学生のようでなんだか変な感じです。