2013年7月19日金曜日

アゲハの幼虫























アゲハチョウ科に属するチョウの総称。「ナミアゲハ」をさすことが多い
他に「アオスジアゲハ」「ジャコウアゲハ」「クロアゲハ」などがいる

アゲハチョウやクロアゲハなどの食草はミカン科の葉
キアゲハはセリ科の植物を食害する


① 捕殺する

  アゲハ蝶が飛んでいたら、産卵しているので
  葉っぱの裏などを確認して卵をつぶしておく
  ピンセットが便利



② 噴霧式の殺虫剤を使う


  体が大きいので薬は効きにくい
  殺虫剤で駆除する場合はなるべく孵化してすぐの小さい幼虫のうちに

  カダンプラスDX など
 

③ 天敵を使う

  アゲハ蝶の幼虫はアシナガバチの好物。
  柑橘系の花が咲くと飛んできていることが多い
  追い払わず利用する



2013年7月11日木曜日

ピーマンとパプリカの違い
















ピーマンは南アメリカ原産のナス科のトウガラシ属の植物

トウガラシやパプリカもトウガラシ属にふくまれている
実はこれらの分類ははっきりわかれておらず、みんな同じ仲間ということだ

でも日本では辛味の強いものをトウガラシ、弱いものをピーマンとわけている
ピーマンの中でもさらにベル型、シシ型、そしてシシトウに分類
中でもベル型は実の形がほぼ立方体で、これがパプリカと呼ばれている

カラフルなパプリカは、肉厚で甘みがあるので人気が高い
もとはハンガリー産の甘味の強い品種。生食に向く




2013年6月30日日曜日

工場野菜とは





工場野菜とは、施設内で作られた野菜のこと

工場野菜には、完全に密閉された空間で生育される「完全人工光型」と、
太陽光で育つ「太陽光利用型」の2種類のタイプがある
共通するのはどちらも土を使わない水耕栽培であること

① 農薬を使わずに野菜を育てることができる

② 密閉空間なので極めて衛生的である

③ 人工的に環境をコントロールできるので
  天候不順や不作による野菜の価格変動を回避できる

④ 水耕栽培で育った野菜は瑞々しくえぐみのない味と柔らかい食感

⑤ 外界と隔離された施設で作られるため、虫食いの心配がなく、無農薬で育てられる
  色も緑が鮮やかになり見た目の印象が良い

⑥ 人工太陽光では露地野菜のような大きさや繊維質には生長しないが
  害虫や農薬のリスクがないため、丸ごと食べることができ、廃棄物が減らせる



工場野菜は人工的に栽培することができるので、生産調整も可能
ニーズに合わせて好みの量や大きさに育てることができるので、無駄が無い栽培方法といえる


パナソニックが奥行き30cm×横120cm×高さ56cmの完全閉鎖型の菜園装置を開発

照明に赤と白の2色のLEDを組み合わせたことで光合成の効率を高くすると同時に
植物の緑を美しく見せる人工光に成功した
これにより観葉植物や熱帯魚のように、野菜づくりが観賞に耐えうるインテリアとして
一般家庭に受け入れられるのも近いかもしれない





2013年6月27日木曜日

テントウムシを増やす















テントウムシ(天道虫・紅娘・瓢虫)は、
コウチュウ目テントウムシ科(テントウムシか、学名: Coccinellidae)に分類される昆虫の総称
鮮やかな体色の小型の甲虫である
和名の由来は太陽に向かって飛んで行くことから、太陽神の天道からとられた ウィキペディアより


赤地に黒い点が七つあるナナホシテントウムシはアブラムシの天敵で益虫
黒地に赤い点が二つ紋のナミテントウも益虫だが、こちらは紋の数や模様が多様で
テントウムシダマシと間違えないようにしたい

1日あたりテントウムシの幼虫はアブラムシを20匹ぐらい、成虫では100匹ぐらい食べる
農薬を使わずにアブラムシを退治する事が出来る

アブラムシの発生するところにテントウムシが寄っているので採取してくる
4月ごろはクローバー、クロマツ、モミジ、バラ、ハルジョン、
初夏はコムギ、ヤナギ、ムクゲの中にいることが多い
真夏は休眠して、秋になるとまた活動を始め9月頃はクリ、ヨモギなどに現れる

テントウムシは夜行性
日中の住処となるチシャや春菊を植えて誘引し、増やして活用しよう




2013年6月24日月曜日

月の影響















地球上の生物はみな月の引力の影響を受けている

植物の生長にも月の引力が深く関係している

月は約30日で新月→満月→新月を繰り返す
新月や満月の時に月の引力は最大となり
上弦月と下弦月では最小となる
目に見える現象としては大潮や小潮の日がわかりやすい

月暦で菜園計画を立てるとスムーズにいくことが多い


満月
土の水分や植物の水分量が増える
満月の2日前に種を蒔くとよい
苗の定植、株分けはよいが移植は根を傷めてしまう
根菜類の収穫に適している
     

下弦の月 
土の水分は減少する
この時期の種蒔きや移植はよくない
草を刈ったり、剪定や木の伐採をするとよい
穀物の収穫に適している


新月   
土の水分はさらに少なくなる
このころの種まき、植えつけはよくない
新月に切った樹は腐りにくく割れやねじれにつよいといわれている


上弦の月
水位が戻り始める。何もかもが調子の上がる予感
葉ものや穀類、実物野菜などの植えつけに適している
野菜や花の収穫に適している



そんなにすべてが計画通りにいくものではない

でも、早寝早起きも大切だけれど、夜空に浮かぶ月を眺めながら
明日の計画を練るのもまた楽しい




2013年6月21日金曜日

カブを美しく作る方法











カブは短期間で収穫できるので、即効性のある土づくりが必要
カブをゆっくりと生長させるために、3回にわけて間引くのがポイント

病害虫に強い品種を選ぶ
一般的に白いものより赤い品種が割れにくく作りやすい



① 完熟堆肥・有機肥料を混ぜよく耕しておく

② 種は1センチ間隔ですじ蒔きし、薄く土をかける

③ 発芽して本葉1枚目で3センチ間隔に間引きする

④ 本葉3枚目で5センチ間隔に間引きする

⑤ 種まきして35日後あたりカブが太り始めた頃に10センチ間隔で間引く

⑥ 収穫時期が遅れると割れてしまうので注意





2013年6月19日水曜日

















ニンジン、ダイコン、エダマメなどに発生する
葉の汁を吸い、枯れさせてしまう

ほぼ体長1センチ前後で種類が非常に多く、さまざまな色と模様がある

身の危険を感じると独特のいやな臭いを放ち、相手をかく乱する



見つけたら、捕殺する

そっと近づいてつつくとコロンと落ちる性質を利用し、
ペットボトルにじょうごをつけたもので受け止める

ある程度集まったらフタをきつく締め、放置すれば簡単に始末できる