2018年6月6日水曜日

芒種(ぼうしゅ)

芒種(ぼうしゅ)は、二十四節気の第9。
五月節 (旧暦4月後半から5月前半)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が75度のときで6月6日ごろ。
暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。
恒気法では冬至から11/24年(167.40日目で6月7日ごろ)。
期間としての意味もあり、
この日から、次の節気の夏至前日までである。(wikipediaより)


『暦便覧』には「芒(のぎ)ある穀類、稼種する時なり」と記載がある。
芒(のぎ 、イネ科植物の果実を包む穎(えい) 稲でいう籾殻にある
とげのような突起を持った植物の種 をまく時期にあたる。
実際には、現在の稲の種まきはずっと早い。


西日本ではそろそろ梅雨入りのニュースが…
沖縄県では小満から芒種のころが梅雨の時期に当たり、
沖縄では梅雨のことを
「小満芒種(すーまんぼーすー)」と言うそうだ。


今が旬の食べ物は…
梅・ラッキョウ・大葉・茗荷などがある。






2018年5月26日土曜日

トマトの産地が北上中



トマトの国内の主要産地は長野県などだが、

近年の夏の高温で減産が続き、今後は
冷涼な北海道が適地になる可能性がでてきたらしい。

環太平洋連携協定(TPP)交渉の行方次第では
現在主力の大豆やビートの生産がアウトになる。
トマトは陽射しを好むが蒸し暑さに弱い。
このところの猛暑を逆手に取り
「道内農業の救世主になる」と本腰を入れ始めるそうだ。

ターゲットは加工用トマト。
ジュース用やホールトマト、パスタソースなどに使われるが、
今のところは安価なイタリアや米国産などが主流。
しかし、食の安全志向から国産への需要が高まっているから
取り組むなら今?!

とはいえ、猛暑が続くと打撃を受けるのは農家だけじゃない。
家庭菜園のために引っ越しはできないよね…


2018年5月21日月曜日

小満(しょうまん)

立夏から数えて15日目頃で、芒種までの期間をいう。
陽気がだんだんよくなり、
草木などの生物が次第に生長して生い茂る…
つまり、万物が成長して、天地に満ち始める頃ということ。




暑さを感じる日も増え、麦の穂が育ち、
草木が実をつけたり、紅花が咲き乱れ、梅の結実がみられる。

西日本では、そろそろ梅雨のはしりのような天候になり
田植えの準備を始める頃といわれている。



2018年4月29日日曜日

耐酸性ランキング




















日本の土壌は酸性だから、
植えつけ前には
必ず石灰を入れて中和するように

と、本には書いてあるけれど

やたら滅多に投入するのはダメ。
ジャガイモなど
弱酸性が好きな野菜は
アルカリ性に傾くと
そうか病になりやすくなる。

植えつけ前に土壌酸度を測定しよう。



酸性に強い野菜ランキング

1 pH5.0~5.5 → 
    ジャガイモ スイカ サツマイモ

2 pH5.5~6.0 → 
    トウモロコシ カボチャ カブ 小松菜 
  ゴーヤ インゲン 里芋 

3 pH5.5~6.5 → 
    ピーマン エンドウ 白菜 レタス
  トマト オクラ キュウリ キャベツ


でも、酸性に弱い野菜は
やはり中和してやらないと…
  
  pH6.0~7.0 → 
  法蓮草 玉ねぎ 葱



消石灰のやりすぎは土を固くするので
有機石灰や草木灰がベター。


2018年4月21日土曜日

種の芽が出ないのはなぜ?



水が足りない

乾燥した土に種をまいたとき、あるいは種まき後の水やりが十分でなかったとき。
種まきの直後はたっぷりと水を与えておかないと土が水分を保持できない。
その結果、種も給水不足で発芽が遅れる。


水のやりすぎ

芽が出ないからといって頻繁に水をやっていると、種は水の中に沈んだ状態になってしまう。
土の中の空気が押し出され、結果的に酸素不足になり、発芽不良を起こす。


覆土が厚すぎ

種のサイズの倍の深さにまき、土をかけるのが一般的。
(一部に例外はある)
深すぎに加え水分が多すぎると酸素不足で発芽できない。




酸素不足にしないのがコツ


種まき後は水をたっぷりと与え
その後は土の表面が乾くまで与えない。
不織布などで覆い、乾燥を防ぎ、土の水分量を保つ。


2018年4月20日金曜日

穀雨(こくう)




今日は二十四節気の6番目、穀雨です。

これ以後は気温がどんどん上昇し、
降水量も増えてきます。

たっぷりと降る雨のおかげで
蒔いたタネの発芽が促され
植えたばかりの稲の苗が丈をのばす。

穀雨は穀物の成長を促す雨。

同様に木々にも新芽が萌え出し
新茶の摘み取りが始まるのもこの頃。

農家はいよいよ忙しくなる。
家庭菜園もね。