2022年11月7日月曜日

立冬(りっとう)









この日から冬ですよ!


空気がどんどん澄んできて

世の中が静かになっていく。




2022年5月11日水曜日

蚯蚓出(みみずいずる)

GWが終わり、新緑もだいぶ濃くなってきました。

土の中のミミズも動きが活発になり、

地上に這い出してくる頃ということを表しています。

5月11日からは、七十二候の「蚯蚓出(みみずいずる)」です。


みみずは土を食べ、中に含まれる有機物や微生物、

小動物を食べたのち、粒状の糞を排泄します。

その行為が土壌を団粒構造にして、植物が喜ぶ土に変えてくれるのです。

ミミズが活発に活動すればするほど、

土は耕され、豊かになっていきます。


私はあまり好きではないですけれど・・・


大雨が降ったあとに

道路のアスファルトや石畳を這っているミミズを見た事があります。

水分過多で息苦しくなって地上に出てきたのでしょうか。

身体がふやけて可哀想です。


ミミズはいわば畑の守護神。

今度、道路で見つけたら、そっと土に返してやりたいです。




2022年5月5日木曜日

立夏「りっか」

















二十四節気では、春が終わり、夏が始まる日。

今年のGWは外出自粛要請が解除になり
他府県から来られた方が大勢見受けられて
あちこち混雑中。
ちょっと心がざわつきます。


さて、今日は立夏。
穀雨から数えて15日目頃で、八十八夜の3、4日後。
春分と夏至のちょうど中間にあたる。
今日から立秋の前日までが夏季というわけですね。

九州では麦が穂を出すころ…
北海道ではジャガイモの植え付けや
豆の種まきが始まるそうです。
あらためて縦長の日本の国土の広さを感じます。

といっても、本格的な夏はまだまだ先。
基本的には暑くもなく寒くもなく、
さわやかでとても過ごしやすいから
菜園活動もやりやすい時期ですね。

5月5日は端午の節句の日でもあります。
気絶の変わり目には病気や禍が増えるとの言い伝えがあり
独特な香りの菖蒲湯に入って厄払いをしたそうです。

それがやがて江戸時代になり、
菖蒲を「勝負」や「尚武」にかけて、
男児の逞しい成長を願う風習になったのだとか。


連休最終日の今日は全国的に雨模様。
私は家で静かに粽や柏餅が食べようかな。




2022年2月5日土曜日

電熱付き保温ベスト

 


電熱付きの防寒ベストです!
キャンプやゴルフ、スキーなどのスポーツ用ですが
菜園作業にも使えそう。

モバイルバッテリーが付いているから長時間になっても安心。

収穫を終えたプランターなどを片付けて新しいタネを蒔きたいのですが、
お正月明けから立て続けに寒波が到来しているため
寒くて寒くて・・・
外に出るのがおっくうになっているんです。

こんなベストがあればいいのにな。













2022年2月4日金曜日

立春 東風解凍(はるかぜこおりをとく)

昨日は節分でした。
一年で最も大きな変わり目とされる春の節分。
立春が一年の始まりだった旧暦では、
大晦日と同じ意味合いがあったそうです。

変化が起こる時には邪気が現れやすい。

そのため、家の内外に豆を撒いて鬼(邪気)を追い払い
幸せを祈りました。

豆には魔(ま)を滅(め)すると意味をかけて・・・



東風とは、中国で春の風のことをさします。
暖かい東風が吹いて川や湖の氷が溶け出す頃です。

実際は、大寒波が来ていて
日本海側には大雪警報が出ているところも・・・
春はまだまだですね。





2022年1月17日月曜日

冬の土用入り

土用とは
立春(2月4日頃)、立夏(5月5日頃)、立秋(8月7日頃)、立冬(11月7日頃)の
前18日間の期間をさす。
つまり、日本の春夏秋冬のそれぞれの季節分、
年に4回ある事になります。

夏の「土用の丑〔うし〕」の日にウナギを食べる
という行事?が有名ですが
本来は 心を静かに、身体をいたわる期間だと考えます。

昔から土用には様々な禁忌(きんき)
=忌(い)み嫌って、慣習的に禁止したり避けたりする=
があります。

土用中に土をさわることは忌むべきこととされていたため、
土を起こしてはいけない、丑の日に種を蒔いてはいけない、
葬式は延期しなければならない などという慣習が各地に残っている。

「土用中は季節の変わり目であるために、農作業など無理をすると体調を崩しやすい」
だから避けるべきという、先人の知恵が込められているという。


おりしもコロナのオミクロン株の感染が拡大中。
菜園は密ではないから気にしない!という人もいますが、
身体をいたわる という点では
土用の期間は、菜園活動もほどほどに…






2022年1月15日土曜日

雉始雊(きじはじめてなく)

 雄の雉が雌を求めて鳴く頃













キジの雄は求愛行動で「ケーン」と鳴いた後、
羽をばたつかせて大きな音を出すことを「母衣(ほろ)うち」という。

オスが、メスに懸命にアピールをしても、
メスはなかなか応じず、素っ気ない様子から、
「けんもほろろ」という慣用句が生まれたのだそうです。
商談などで「けんもほろろに断られた」などと口にしますが、
キジの鳴き声が語源だったとは!

キジの鳴き声や羽ばたきの音はオス同士の縄張り宣言でもあります。
ここは自分ものだと敵に知らせるためですが
それが逆に居場所を知られることとなり、命を落とす羽目に。
そこから「雉も鳴かずば撃たれまい」ということわざが生まれたそう。
自分から何も言わなければ、災いを被ることはない という戒めですね。

また「頭隠して尻隠さず」も、危険を感じたキジが草むらに隠れても
長い尻尾が出ていることからできたことわざだそうです。


これだけバリエーションがあるのは、
キジは昔は身近にいた鳥だからなのでしょうね。


1月15日は小正月。
昔は元日から小正月までが松の内でした。