2025年3月14日金曜日

杏(あんず)


 桜より少し早く、梅に似た花を咲かせる。

薄紅色の花は一重のほか、八重咲きの品種もある。

葉は卵円形で縁には鋸歯がある。

中国から日本へ伝わった当初は

「唐桃(からもも)」と呼ばれ、

中国では漢字で「杏子」と書いたことから

日本でも あんず と呼ぶようになった。

6月ごろになる橙色の実はジャムなどに加工され

種子の中の「仁(さね)」は「杏仁」と呼ばれ

生薬や風味付けに利用される。


杏仁豆腐のあの香りですね(^^)


自家受粉では品質が落ちるため

他品種を植えるなければならないが

容易に交雑するので注意が必要。

耐寒性があり、比較的涼しい地域で栽培されている。

6〜7月に雨量が少ないことが必須条件。

乾燥には強く排水不良に弱いので

粘土質の水はけの良い土壌が適している。


新しい品種「おひさまコット」や「ニコニコット」は

直結実性で受粉樹が必要ないそうです!





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2025年2月23日日曜日

霞始靆(かすみはじめてたなびく)

春霞がたなびき、

遠くの山々がぼんやりと霞んで見えるころ・・・

例年だと暖かい日も混じり始め

いよいよ春の気持ちになるところですが、

朝から雪混じりの雨が降っています。

空気が冷たい!



 

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2025年2月22日土曜日

雛菊(デージー)


デージーが咲いています。
晩秋から春にかけて咲くので冬の間の貴重な花。
夏には枯れてしまいます。

今年の冬は厳しい寒さになりました。
雪が降る日も多く
ほんとうに春がくるのかしらと疑いたくなる。

 

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2025年2月18日火曜日

雨水・土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)

二十四節気の雨水に入りました。
雪が雨にかわって降るようになり
これまで積もっていた雪や氷が解け始め
水になる という意味合い。

このところ温かい日の翌日は雨になることが多いです。
こうしてだんだんと春になっていくんですね。


 店頭で雛飾りを見かけることが多くなりました。

女の子の成長を祝う行事ですが

ひな祭りは春の到来を喜び無病息災を祈る日。

3月上旬の巳の日に

人形に厄を移して川に流していたのが始まりだそう。

古くより奇数の重なる日は縁起が良いとされていましたが

めでたい反面、凶に転じやすいという側面も。

ちょっとスリリングですね。

こういったわけで

水に関係の深い雛人形は

二十四節気の「雨水」の日に飾るのが良いそうです。


 

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2025年2月13日木曜日

魚上氷(うおこおりをいずる)

温かくなった水の中に魚の姿が見え始める頃

Matthias GroeneveldによるPixabayからの画像


こちらでは温かい日が続いています。
春ももうすぐ・・・

渓流釣りに誘われたので出かけてきます。



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2025年2月11日火曜日

病気に強い苺の作り方


苺は炭そ病や萎黄病などの伝染病にかかりやすい

炭そ病
胞子の飛散によって伝染する。
葉の結露と付着した土がよくない。

対策として、雨除けや空中採苗を行う


萎黄病
土壌とランナーを通して伝染する
親株からすぐ隣の子株の伝染率は50パーセント、
孫株は25パーセント、
ひ孫株は12パーセント と数値は下がり、
5代目でほぼ0パーセントになる

対策として、親株から3株目以降の苗を採取する



苗のとりかた

① 親株はプランターに植える
② 新しい用土を入れたポットに直接ランナーを受け、採取する
③ 雨よけをし、水分と土が葉に付かないようにする

土壌に触れさせないのがポイント
畑で採苗する場合は親株の周りにマルチを敷き、
ランナーをポットに受ける


水やりのときに泥はねが付かないように注意。
株もとに静かに与える



定植のしかた

7~8月にポットに受けた苗は9月中旬以降に花芽が分化するので
9月中旬~10月中旬に定植する



温室栽培(ビニールトンネル)

① 畝は30センチ以上の高畝にする。
  第一花と第二花の両方を収穫するため栽培期間が長期にわたるので
  根はりを深くする必要がある。マルチを張っておく

② 9月中旬~下旬に若くて小さい苗を植える
  小さい苗を選ぶのは株の老化を遅らせるため

③ 第一花の開花後40日で収穫できる
  11月上旬から保温を始めると、クリスマスケーキに間に合う



露地栽培

① 畝は10センチ程度の高さでよい。(第一花のみの収穫だから)

② 10月上旬~中旬に充実した大きい苗を植える
  路地で冬を越すため、寒さに強い苗が必要

③ 春先に開花する
  株もとに藁などを敷いて果実が土に触れないようにする





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2025年2月8日土曜日

黄鶯睍睆(うぐいすなく)

 うぐいすの初鳴きが聞こえてくる頃・・・


暦の上ではもう春でしょうが

毎日、とても寒いです!


 

 

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2025年2月6日木曜日

如月の語源


寒さがきびしいので

着物の上にさらに重ねて着る

「衣更着」(きさらぎ)


現代人は

ヒートテックにフリースとダウンベスト

コートを羽織って帽子をかぶり

もちろん、手袋とマフラー

暖パンツと裏ボア付きのブーツ

ポケットにはホッカイロ(笑)

で、病院に行ってきました。

ただの風邪で

インフルではありませんでした。



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2025年2月4日火曜日

東風解凍(とうふうこおりをとく)

春風に氷が溶け始める頃・・・


二十四節気・七十二候では春の兆しらしいですが
 
この寒さはなんでしょう。

全国的に大寒波到来。こちらでも雪が降っています。

朝から頭が痛くて・・・

風邪をひいちゃったかな?



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2025年1月30日木曜日

鶏始乳(にわとりはじめてにゅうす)


にわとりが卵を産み始める頃。

鳥は卵生なのに

なぜ乳の字が使われているのかしら。


卵、高くなりましたね。

1パック300円近いところもあります。

安売りもされなくなりました (T . T)

卵を使う食品も軒並み値上げされていて

最近はプリンやケーキとご無沙汰です。




 

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2025年1月27日月曜日

寒い時はじっとしていてもいい

今は一年のうちで最も寒さが厳しい節気。

生物は冬眠をして春に向けてエネルギーを蓄える期間。

無理に体を動かさず心静かに過ごすのがいいそう。

何かを始めたり運動で汗をかくようなことはやめて

体力を温存するのが肝要なのだとか。


下半身冷えがひどいです(^ー^;)

夜中にトイレに起きます(年齢?まだ早い気がする)

疲れやすくてメンタルも下降気味・・・


白菜は解毒作用が高いそうです。

風邪をひいたかな?と思ったら厚揚げと煮物に。

冷えた体を温めたいときはネギとまぐろのねぎま鍋がいいですね。

どちらも高いけれど・・・





 

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2025年1月25日土曜日

水沢腹堅(さわみずこおりつめる)


 

厳しい寒さで沢の水がすべて凍る頃



昨日は初地蔵 今日は初天神。

寒い日が続く中、忙しいことです。




 

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2025年1月20日月曜日

大寒・欵冬華(かんとうはなさく)

欵冬(かんとう)は蕗(ふき)のこと。

ふきのとうが出始める頃・・・


こんなところに?

これはフキですよね??




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2025年1月17日金曜日

野生のえのきだけ 

スーパーに並んでいるものは

菌床栽培された白いものですが

天然ものは茶褐色で傘が大きい。

堺いきもの情報館さんからお借りしました

全く別物ですね(@ー@)

エノキダケと言われても信じないです。

最近は野生のえのきと交配させた茶色いものが

売られているそうですが

私はまだ見たことがありません。


腸活にいいエノキダケをかき揚げ風にしてみました。

酒、砂糖、醤油、おろしニンニクと

生姜も少し入れたタレに漬けておき

片栗粉をまぶしてフライパンで揚げ焼きにしました。

シャキシャキ食感で美味しかったです。





 

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2025年1月15日水曜日

雉始雊(ちはじめてなく)


キジの雄が雌を求めて泣き始める頃。

「ケーン」と鳴いた後、羽をばたつかせて大きな音を出す。

それを「母衣(ほろ)うち」といい

オスが、メスに猛烈アタックしても、

メスが一向に応じず、無視する様子から、

「けんもほろろ」という慣用句が生まれたのだそう。

メスが実権を握っているんですね。

人間社会もね(^ー^;)



農村の小正月に

土竜打(もぐらうち)という行事があるそうです。

子供達が唱えごとをし、

ほてや藁で土を叩きながら歩き

モグラが嫌うとされているナマコや

それを模した筒状のものを曳きずり回す。

作物に害をなすモグラを追い払い

新年の豊作をいのるのだそう。




 

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2025年1月10日金曜日

水泉動(すいせんうごく)

泉の水が温かみをもつ頃


家庭菜園は開店休業中で暇ですから

だらだらしています。


歳時記って季節の先取りのような気がします。

年が明けてまだとても寒い時期に

泉の水が温かく感じるだなんておかしい。


あ・・・

泉は湧水。地下水か。

世間が凍っていると

たしかに温かく感じるかもしれない。



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2025年1月5日日曜日

小寒・芹乃栄(せりすなわちさかう)

セリが盛んに茂るころ


Wikipediaよりお借りしました


水田栽培の「田ぜり」と

畑栽培の「畑ぜり」がある。

セリ栽培には大量の水を必要とするため

「畑ぜり」は少数だ。


田ぜりの栽培は、

初秋に親株を採取し水田に植え付け、

早生は10〜11月に収穫が始まる。



明後日は七草粥を食べる日


食べてばっかり(笑)



 

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